「2020年の教育クラウド普及に向けて」

日本アクティブ・ラーニング学会 パネルディスカッション
「2020年の教育クラウド普及に向けて」
〜課題と展望をアクティブ・ラーニングの視点から考える〜

会場:武蔵野大学 有明キャンパス(未来の先生展内〔入場有料〕)
日時:2017年8月26日(土)10時~12時

<内容>
初等教育および中高教育の現場でも導入の進む「教育クラウド」の効果的な活用方法や課題について、アクティブ・ラーニングの視点から学校や自治体・企業担当者及びフロアの参加者と一緒に普及への課題と展望について、パネルディスカッションを行いたいと思います。

■開催概要
内容:パネルディスカッション(パネラーによる進行)
・海外の事例によるICT環境・整備の実例紹介
・自治体より教育クラウドにより学びの紹介
・事業者より教育クラウドプラットホームの紹介
・アクティブ・ラーニングと教育クラウドのよる新しい学びのデザインとは
・教育クラウド普及への課題と展望

<問題提起及び進行>
◆吉田和夫先生(玉川大学、日本アクティブ・ラーニング学会理事)

<コーディネータ>
◆木村 裕文氏:株式会社夢デザイン総合研究所 代表取締役
・ICT支援コーディネータ(福島県新地町)
・デジタルコンテンツプロデューサー
・総務省「最先端情報通信技術を活用した教育クラウド プラットフォーム に関する実証事業」、文科省「学びのイノベーション事業」などに参画、日本教育工学振興会(JAPET)の各種委員会の検討委員、プロジェクトリーダーとして日本における教育のICT利活用普及に積極的に携わっている。

<パネリスト>
◆西田 光昭先生(柏市立 柏第二小学校前校長)
◆後藤 正樹氏(株式会社コードタクト代表取締役)
◆竹元 賢治氏(インテル株式会社 インダストリー事業本部 教育事業推進担当部長)

<総合司会>
白戸 治久氏(日本アクティブ・ラーニング学会副会長)

対象:中学校及び高校、大学の教職員ほか(どなたでもご参加可能です)
主催:日本アクティブ・ラーニング学会
協力:一般社団法人 日本教育基準協会

申し込み
以下のフォームからお申し込みください。

問い合わせ
日本アクティブ・ラーニング学会事務局
パネルディスカッション担当:白戸
info@jals2030.net


 

【報告】

日本アクティブ・ラーニング学会 パネルディスカッション
「2020年の教育クラウド普及に向けて」
〜課題と展望をアクティブ・ラーニングの視点から考える〜

会場:武蔵野大学 有明キャンパス
日時:2017年8月26日(土)10時~11時30分

<課題提起>
■進行:
木村裕文(株式会社夢デザイン総合研究所 代表取締役)
■課題提起1:
海外先進国のクラウド環境を活用したアクティブ・ラーニング事情
吉田 和夫(玉川大学・教育デザイン研究所代表)
■課題提起2:
クロームブック活用の経験からクラウド環境に期待すること、またその課題
西田 光昭(柏市教育委員会・柏市立教育研究所 教育専門アドバイザー)
■課題提起3:
クラウドプラットフォーム構築と日本の活用事例、および海外事例から見えてくる課題と展望
後藤 正樹(株式会社コードタクト代表取締役)
■課題提起4:
今後普及が期待される日本のクラウド環境活用の将来像
竹元 賢治(インテル株式会社)
■課題提起5:
福島県原発避難地域(帰還困難区域)12市町村が期待するクラウド環境活用の展望と課題

<ディスカッション課題>
1.アクティブ・ラーニングという視点からの日本のクラウド環境の活用を普及するために思うこと、および、その将来展望
2.クラウド環境活用普及のために参考になる海外事例と海外事例に学ぶこと
3.まとめ

今回のパネルディスカッションは学会の新規部会として検討中の「教育の情報化部会(仮称)」の先行イベントとして企画致しました。
当日は、朝一番のプログラムでしたが、60名以上にご参加をいただき、大いに盛り上がりました。参加者の学会への入会希望も何名もあり、「アクティブ・ラーニング」「教育の情報化」「ICT」への関心の高さを実感する企画でした。

今後も「教育の情報化」をテーマとして、学会内で実践・研究を行いたいと思います。