日本AL学会メルマガVOL161 |2021.08.18

投稿者: | 2021年8月18日

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8月18日 日本アクティブ・ラーニング学会 VOL161

日本アクティブ・ラーニング学会 (JALs)
Japan Active Learners Society
https://jals2030.net/

※このメールマガジンは、学会会員並びに研究会・シンポジウム等に
参加され、アドレス登録された方にお送りしております。
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日本アクティブ・ラーニング学会事務局です。
メールマガジンをご覧いただき、ありがとうございます。

◎学会からのお知らせ
<学会誌>
◆アクティブ・ラーニング研究第2号の募集が始まっています。
https://jals2030.net/active_learning_kenkyu_2021_announcement/
学会誌原稿の募集につきまして原稿締め切りを9月30日(木)まで延長いたしました。
※一度提出した方の再投稿も可能です。
研究論文と実践報告の2種類の原稿を募集いたします。
執筆を希望する方は、『アクティブ・ラーニング研究』投稿規程
https://jals2030.net/gakkaishi-boshu/touko-kitei/
「原稿を執筆される会員への情報」及び「投稿規程」内にある
「原稿フォーマット」をご確認の上、
「投稿送付フォーム」から投稿をお願い致します。
なお、投稿から発行までのスケジュールは下記のとおりです。

・2021年9月30日 原稿締め切り(期間を延長いたしました)
・2021年11月7日 投稿者への査読結果の伝達
・2021年11月30日 査読を踏まえた原稿再提出締め切り
・2022年2月末 論文誌発行
皆様の積極的なご投稿をお待ちしております。
※一度提出した方の再投稿も可能です。
※学会誌『アクティブ・ラーニング研究』VOL1
https://jals2030.net/active_learning_kenkyu_vol1/

<部会/研究報告>
日本アクティブ・ラーニング学会・チャレンジ教育部会第8回研究会
■日 時:2021年8月23日(月)
ZOOM研究会 午後20時(午後8時)ー 22時(午後10時)
オンライン「茶話会」を研究会終了後1時間ほど設定します。
長時間とはなりますが、お時間の許す限りご参加ください。
■使用媒体:ZOOM会議室
■テ ー マ:教育の新潮流 あなたは何ができますか 「探究」が求めること
■プログラム
問題提起
後 藤 健 夫 教育ジャーナリスト&アクティビスト
事例報告
米 田 敬 子 文教大学生活科学研究所客員研究員
難 波 俊 樹 東京女子学園中学・高校先端学習部長
椿 仁 三 千 千葉県立小金高等学校総合学科部長・キャリアカウンセラー
杉 原 亨   関東学院大学高等教育研究・開発センター准教授
鷲 北 貴 史 社会学講釈師・湘南工科大学講師
ブレイクアウトセッション
話題のテーマ
1)「主体的、対話的で深い学び」はどのように言い換えられるか
2)「思考力、判断力、表現力」とはなにか
3)「探究」をいかに成績評価するか
■参加費:無料
■参加定員:40名 先着順
■申込締切:2021年8月20日(金)
氏名・所属・メールアドレスを記載してください。
■申込先 jalschallenge@yahoo.co.jp
日本アクティブ・ラーニング学会・チャレンジ教育部会座長 高橋真義
【 問い合わせ 】 jalschallenge@yahoo.co.jp  担当:米田敬子

<今後の2021年度大会・研究会のお知らせ>
◆チャレンジ教育部会:8月23日(月)20:00からオンライン開催
◆探究学習イベント:オンライン開催予定
◆秋季研究大会:11月3日(水)オンライン・東京女子学園中学・高等学校
◆第6回全国大会:2022年3月20日(日)ハイブリッド開催予定

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CONTENTS

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【1】Pick Up ニュース
【2】会員・賛助会員からのお知らせ
【3】事務局からのお知らせ
【4】アクティブラーニング関係の新着情報
【5】その他

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【1】Pick Upニュース<アクティブ・ラーニングに関する最新情報>

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1、STEAM教育等の教科等横断的な学習の推進について
文部科学省では、STEAMの各分野が複雑に関係する現代社会に生きる市民、
新たな価値を創造し社会の創り手となる人材として必要な資質・能力の育成に向け、
各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。
https://www.mext.go.jp/studxstyle/index3.html
・教育課程部会(第125回) 会議資料 7/15
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/siryo/mext_00003.html
* 【資料1】STEAM教育等の教科等横断的な学習の推進について (PDF:1.3MB)
* 【参考資料1】STEAM教育に関係する政府等の主な方針(抜粋) (PDF:262KB)

2、特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議(第1回)会議資料
特定分野に特異な才能のある児童生徒については、例えば、米国等においては
「ギフテッド教育」として、古典的には知能指数(IQ)の高さなどを基準に領域
非依存的な才能を伸長する教育が考えられてきたが、近年ではこれに加え、領域
依存的な才能を伸長する教育や、特異な才能と学習困難とを併せ持つ児童生徒
に対する教育も含めて考える方向に変化している。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/169/siryo/mext_00004.html

3、日本の「才能教育」の在り方、どう考える?「最先進国」米国との違いとは
https://benesse.jp/kyouiku/202108/20210810-1.html

4、中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会(第3回)・教員免許更新制小委員会(第4回)合同会議資料
* 資料1_学校管理職を含む新しい時代の教職員集団の在り方の基本的考え方 (PDF:1.5MB)
* 資料2_教師に求められる資質能力の再整理について (PDF:1.9MB)
* 資料3_教師の新たな学びの姿を踏まえた今後の現職研修の在り方について (PDF:124KB)
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2021/1422489_00017.html

5、中高生が思い描く将来についての意識調査2021
【中高生がイメージする将来】
中高生の意識 自身の将来のイメージ 「10年後は不安」中学生では46%、高校生では48%
日本の将来のイメージ 「10年後は不安」中学生では62%、高校生では69%
中学生の将来設計に対するコロナ禍の影響
「進路・進学先・志望校の選択に影響を与えた」69%、「学習進度・学習方法の計画・選択に影響を与えた」68%
高校生の将来設計に対するコロナ禍の影響
「進路・進学先・志望校の選択に影響を与えた」66%、「学習進度・学習方法の計画・選択に影響を与えた」67%
https://www.sonylife.co.jp/company/news/2021/nr_210729.html

6、「元祖・探究」堀川高校・濵田悟さん「教科学習との二項対立でとらえると難しい」
https://www.asahi.com/edua/article/14394841

7、京大院生・田中孝平さん「探究を学んだ高校生は大学で生かせているか」
https://www.asahi.com/edua/article/14396597

8、4割の企業がSDGsに積極的、最も力を入れている項目は?
https://dime.jp/genre/1180414/

9、これからの受験生を左右する「探究」と教員の資質
後藤 日本の教育システムは効率性においては世界一だと思います。
これまでは一律・一斉に授業をして知識を獲得させることがとても効率的でした。
それでずっとやってきたのに、いまでは生産性が低いと言われるのはなぜなのか。
そこが問われています。むしろ、多文化共生と言われる時代ですから、
異なる意見や立場の人たちが集まって議論をして、
それぞれの違いを見つけて理解をして認め合うような学習が必要なんですよね。
「脱・一律・一斉」なんです。
これからの教育は主体的・能動的な学びに質的な転換中です。
会社の上司を含め、そうした教育を受けてこなかった人たちを再教育しないと効率が悪くなります。
大学を高等教育と呼ぶのは、進学率20%程度だった高度成長期のイメージです。
初等・中等に続く第三期の教育として、世の中の動きに追いついていけるよう生涯学習を混ぜて考える。
大学もリカレントを含めたものにならないと社会構造上すごくまずい。
https://diamond.jp/articles/-/277432

10、中学3年間で「英語話せる子」育てたい先生の本気
都立両国からドルトンへ「コミュ中心」授業の今
英語の授業だが、よく聞いていると教えている内容は文法や構文といった語学そのものというよりも、社会科の授業に近い。
世界の国々の時間や食べ物の話から、「探険家(エクスプローラー)」をキーワードに
最終的に異文化コミュニケーションから多様性を知るという本来の授業のテーマに落とし込んでいく。
最初はよくわからなかったが、途中から謎かけがあり、最後に「ああ、だから多様性なんだ」と見ているほうも腹落ちした。
英語を教わったはずが、実際には英語を通して世界を知るという仕掛けが感じられた。
それはこれまで見てきた中学の英語授業とはまったく異なるものだった。
今、多くの学校で課題となっているアクティブラーニングの授業を、布村先生はまさに実践していた。
https://toyokeizai.net/articles/-/443409?fbclid=IwAR3i22_JfFJxiLKFmYDcXEiKRs9NZwOpSuZC2GRlcUb4P0pTIuYetpXuMZ8

11、平井聡一郎先生・後藤健夫氏対談…大学入試は公平から「不公平感なく公正な選抜へ」<前編>
https://reseed.resemom.jp/article/2021/08/11/2084.html
・平井聡一郎先生・後藤健夫氏対談…大学入試改革からのメッセージとは?変化する教室での学び<後編>
https://reseed.resemom.jp/article/2021/08/12/2088.html
大学入試のあり方に関する検討会議 提言 令和3年7月8日
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/103/toushin/mext_00862.html

12、三宅なほみメモリアルシンポジウムプログラム
成果報告 科研費基盤研究S「評価の刷新」研究を中心に
パネルディスカッション① 学びと評価
パネルディスカッション② 学びを支えるテクノロジ
パネルディスカッション③ 学びの未来を育てる行政の役割
パネルディスカッション④ ビジョン~学びと教育の向かう先を描く~
・学びと教育の未来を拡げる(前編)
https://www.manabinoba.com/event_reports/020010.html
・学びと教育の未来を拡げる(後編)
https://www.manabinoba.com/event_reports/020013.html

13、令和2年度「学校図書館の現状に関する調査」の結果について
(1)「学校司書」を配置している学校の割合は、小・中・高等学校でそれぞれ68.8%、64.1%、63.0%であり、
小・中学校は前回より増加したが、高等学校は減少。
(2)学校図書館図書標準を達成している学校の割合は小・中学校でそれぞれ71.2%、61.1%であり増加しているものの、
その割合はいまだ十分ではない状況。
(3)学校に新聞を配備している学校の割合は、小・中・高等学校でそれぞれ56.9%、56.8%、95.1%であり、前回より増加。
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_00665.html

14、男女共同参画をテーマとした副教材
内閣府では民間団体等と協働して、若年層向けの副教材を作成しております。
学校、男女共同参画センターや各種講座等の様々な場面で、広く御活用ください。
https://www.gender.go.jp/public/subtextbooks/index.html

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【2】会員・賛助会員からのお知らせ

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・あなたのグローバル英語力を測定新時代のオンラインテスト「CNN GLENTS 」
https://www.asahipress.com/special/glents/
「生の英語」で試され、磨かれる力がある。
https://globe.asahi.com/article/14393988

・IUEO英語発音教室、音声ポッドキャスト配信!
https://www.iueo.or.jp/post/iueopronunciation

・「G-トレ」は、自分で考え、主体的に動く人材を楽しみながら育てるためのプログラムです。
現在注目されている「アクティブ・ラーニング」および「ゲーミフィケーション」の手法を取り入れ、
従来の「習う」セミナーや研修ではなく、自分で気づき、つかみ取る形の学びを得ることができます。
https://fpal.jp/g-tore/

・「子ども英語ブッククラブ」
https://kids-ebc.com/about/

・学園トータル情報システム「キャンパスプラン .NET Framework」
https://www.njc.co.jp/solution/education/education/campusplan.html

・「AI教材すらら」の公立学校教育への導入と発展
https://www.learning-innovation.go.jp/verify/e0102/

<賛助会員>
◆株式会社 朝日出版社 https://www.asahipress.com/
◆一般社団法人国際エデュテイメント協会 https://www.iueo.or.jp/
◆合同会社 FPal https://fpal.jp/
◆コスモピア株式会社 https://www.cosmopier.com/
◆株式会社すららネット https://surala.jp/
◆日本事務器株式会社 https://www.njc.co.jp/

賛助会員一覧
https://jals2030.net/?page_id=2534

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【3】事務局からのお知らせ

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<会員募集>
◆学会入会と会費納入のお願い
日本アクティブ・ラーニング学会の安定的運営は、唯一の収入源である会員の皆様の会費で運営されています。
会費のご協力をお願いいたします。
年会費未納の方は申込みフォーム(https://wp.me/P8SYbY-NJ)をご参照頂き、お振込後に申込みフォームへの記入をお願いいたします。
〔ご確認事項〕
※お振込名は、所属団体名でなくお名前でお願いいたします。
※お振込を頂いた方で、申込みフォーム未記入の場合は正式な登録ができませんので、記入をお願いします。
※未入会・会費未納の方は申込みフォーム(https://wp.me/P8SYbY-NJ)をご参照頂き、お振込後に申込みフォームへの記入をお願いいたします。
<振込口座>
日本アクティブ・ラーニング学会振込口座
ニホンアクティブラーニングガッカイ
ゆうちょ銀行(金融機関コード:9900)
【店番】018【店名】ゼロイチハチ
【預金種目】普通預金
【口座番号】5817709
※「年会費」のお振込については、確認メールを差し上げておりません。ご了承ください。

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【4】アクティブラーニング関係の新着情報

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【書籍・コンテンツ・サービス・セミナー】
・世界を変える「最先端の教育」とは? フィンランドからソウルまで、教育の最先端をめぐるルポ
『最先端の教育 世界を変える学び手』(東洋館出版社)
学習革命 より  学んでいないなら、時間の無駄だ ——ファレル・ウィリアムス  教育は特効薬だ
この十年間、教育こそが答えだという言葉を何度聞いたかわからない。
貧困への対策として、何ができるだろう——教育。男女平等を成し遂げるためにどうすればいいか——教育。
人口爆発への解決策は——教育。ロボットに仕事を奪われるのだろうか——教育。
戦争に翻弄される難民。地球を脅かす気候変動。分断された社会。
それらはいずれも、教育によって解決することができると言われてきた。
学習はあらゆるものを治癒し、健康と幸福、地球規模の協力の鍵だ。
いかにも「だが」と来そうなところだが、そうではない。たしかに、教育こそが答えなのだ。
私たちは富を再配分し、貧困をなくし、より公平で倫理的で持続可能な世界を築き、
現在の行動原理を変えなければなければならない。
だが私たちの社会が病弊しているのは、学校の責任ではない。学校こそ解決策なのだ。
そうした困難に立ち向かうには、創造性と共感と協力が必要だ。
それはつまり、人間の可能性に気づき、未来の人々が全員にとって
よりよい世界を作るために力を育むということだ。学習は私たちの世代の大義だ。
https://ddnavi.com/review/828617/a/

・『GIGAスクール構想で進化する学校、取り残される学校』(教育開発研究所)
1人1台の端末整備はほぼ終了し、これから導入、活用に移る段階ですが、
各地から聞こえてくるのは、教育委員会の過剰な規制や学校管理職の消極的な姿勢です。
その背後にあるのは、何かあったときの批判を避けたい心理や、
新たな教育の必要性への無理解、失敗を恐れチャレンジできない学校文化です。
文科省も通知で「こうした制限は安易に行うものではなく、真に必要な場合にのみ行うべきであって、
むしろ、多くの課題については、1人1台端末を積極的に利活用する中で解決を図ることこそが重要と考えられる」
としましたが、各地の状況に変化は見られません。
このままでは、一部のチャレンジし続ける自治体、学校と、そうでない自治体、
学校の格差が大きく開いてしまうことが危惧されます。
この危機を乗り越え、子ども、教職員を誰一人として取り残すことなく、
各学校がめざしている教育をICT器機を活用してどう実現していけばよいかを探り、
ひいては学校DXを日本全体で実現していくことをめざします。
https://www.kyouiku-kaihatu.co.jp/bookstore/products/detail/000541

・関西教育ICT展、コロナ禍でも展示会・セミナーを通常開催
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/081000259/

・「第6回国際バカロレア推進シンポジウム」(オンライン開催)8/28・29
https://ibconsortium.mext.go.jp/symposium/

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【5】その他

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今回のメールマガジンは以上です

※次回の配信は 2021年9月中旬を予定しています。

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発行:日本アクティブ・ラーニング学会 事務局
発行日:2021年8月18日
発行責任者:米田謙三
編集:白戸 治久
URL:https://jals2030.net/
e-mail:infojals2030@gmail.com
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