日本AL学会メルマガVOL178 |2023.03.13

投稿者: | 2023年3月13日

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VOL178 日本アクティブ・ラーニング学会
メールマガジン
【2023年3月13日】
https://jals2030.net/

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日本アクティブ・ラーニング学会事務局です。
メールマガジンをご覧いただき、ありがとうございます。
※このメールマガジンは、学会会員並びに研究会・シンポジウム等に
参加され、アドレス登録された方にお送りしております。

<2022年度年次大会のお知らせ>
◆参加申し込み
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01a9q1g8qgu21.html

【日本アクティブ・ラーニング学会第7回全国大会】
【AI時代の教育学会 2022年度第2回研究大会】
合同開催 最終案内
◯テーマ:「AI時代のアクティブ・ラーニング」
◯日時:2023年3月21日(火:祝)10:00-17:00
◯会場:東京女子学園中学校・高等学校(4月から芝国際中・高)
会場とオンラインのハイフレックス開催
https://www.shiba-kokusai.ed.jp/
住所:〒108-0014 東京都港区芝4-1-30
・JR 山手線・京浜東北線「田町駅」徒歩5分
・都営浅草線・三田線「三田駅」徒歩2分
・都営大江戸線「赤羽橋駅」徒歩10分
https://www.shiba-kokusai.ed.jp/
◯参加費:会員・非会員とも無料(参加登録が必要となります)
◯申し込み:
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01a9q1g8qgu21.html

<プログラム>
【午前の部】
◯10:15 – 10:30 開会挨拶・会場校挨拶
◯10:30 -11:30
基調講演「AI時代のアクティブ・ラーニング」
赤堀 侃司 氏(東京工業大学名誉教授、AI時代の教育学会会長)
◯11:30-12:00 総会
◯12:00-13:00 昼休み
企業プレゼン(各教室・オンラインにて動画配信)
【午後の部】
◯13:00-15:00
研究・実践発表
※会場対面発表・オンライン発表
◯部会発表
ICT・遠隔教育部会 「ChatGPTのいる教育現場」
・社会人の英語学習やビジネスにおけるChatGPTの活用状況
谷口恵子(英語学習コーチ プチ・レトル株式会社代表取締役 立教大学経営学部兼任講師)
・ChatGPTを活用した作問
唐澤博(英語科 東京女子学園 探究主任)
・生徒・学生のAIツール使用を前提とした課題提示
難波俊樹(国語科 東京女子学園)
未来探究部会
・探究PBL研修
・探究アクティブラーニング教材「Active Quest」紹介
・探究とSTEAM教育について
◯15:15-16:45
パネルディスカッション「AI時代のアクティブ・ラーニングとは」
五十棲浩二 氏(経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室長)
河添健 氏(東京女子学園中学校・高等学校校長、慶應義塾大学名誉教授)
中川一史 氏(放送大学教授、AI時代の教育学会副会長)
米田謙三 氏(日本アクティブ・ラーニング学会会長)
コーディネーター:石井 雅章 氏(神田外語大学教授)
◯16:50-17:00 諸連絡/閉会挨拶

<問い合わせ>
・日本アクティブ・ラーニング学会事務局
infojals2030@gmail.com
https://jals2030.net/

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CONTENTS
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【1】Pick Up <アクティブ・ラーニングに関する最新情報>
【2】会員・賛助会員からのお知らせ
【3】事務局からのお知らせ
【4】アクティブラーニング関係の新着情報
【5】その他

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【1】Pick Up<アクティブ・ラーニングに関する最新情報>
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◆社会を生き抜く力が伸びる「企業との連携」に学校が後ろ向きな3つの理由
企業と学校の連携が進まない原因は大人の認識
「学校教育をよりよくしていきたい」と、積極的に学校現場との連携を進める企業が多くある。だが、ただでさえ忙しい学校現場では、そうした企業の力を受け入れられるほどの余裕がないというところも多い。両者の連携によって、子どもたちの社会を生き抜く力は大きく伸びるという期待もある中で、企業と学校がウィンウィンの形で協働するのに必要なことは何か。公立小学校の教員時代に企業との連携を多く行ってきたヒロック初等部・校長の蓑手章吾氏に考えてもらった。
https://toyokeizai.net/articles/-/653187

◆日本の学校では、問題解決能力も批判的思考も養われていない
<授業では、生徒に習得させるべき学習内容とカリキュラム進行の方が強く意識されている>
学校の授業というと、生徒は一様に前を向き、教員が板書する事項をノートに写し取っている光景が思い浮かぶ。いわゆる講義法で、教員が子どもに知識を(上から)教え込む「注入主義」のやり方だ。
これと対峙する「開発主義」は、子どもの諸能力の開発を目指すもので、討議や小集団(グループ)学習などが主な方法となる。現行の学習指導要領では、先行き不透明な時代を生き抜けるようにすべく、自ら考える力や問題解決する力の育成を重視している。注入主義から開発主義に重点が移ってきているのは、どの国でも同じだ。読・書・算の能力だけを持った工場労働者を大量育成すればいい、という時代ではない。
この2つがどれほどの比重で混ざり合っているかは、国によって異なる。日本の中学校教員に、生徒独自の方法で問題を解かせる頻度を問うと、「しばしば」ないしは「いつも」という回答の割合は25%で、OECD加盟国の平均値(45%)よりだいぶ低い(OECD「TALIS 2018」)。他の項目も併せて見ると、日本の特徴が浮かび上がる。<表1>は、16の項目の肯定率の比較だ。日本とOECD平均の差が大きい順に並べている。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/03/post-100983.php

◆教室で起業を疑似体験 「ゼロから発想鍛える」動画教材 授業に
会社を設立し、新しい事業を起こして、地域の課題を解決する。そんな「起業家精神」を育てる授業が、小中高校で行われている。経営者を招いて話を聞いたり、商品の開発や販売を体験したりする授業も多いが、最近、教室で起業を疑似体験できる動画教材ができたという。この教材を使った授業にお邪魔した。
二月初旬、千葉県佐倉市立佐倉東中。一年生の教室で、生徒たちは「ひな社長の挑戦」と題した動画を視聴していた
https://www.tokyo-np.co.jp/article/234290

◆最新キャリア教育の傾向は「探究学習」とセット、「課題発見力」重視の実践例とは
67.8%「教員の負担」課題、時間不足でどう指導?
学校での進路指導はつい、偏差値や知名度ありきになってしまうことも。多種多様な働き方がある中、キャリア指導にも難しさがある。そんな中、リクルートは「高校のキャリア指導の実態」に関する調査結果を発表した。コロナ禍の影響も受ける今、キャリア教育の傾向と課題とは。データを基に、キャリア教育専門誌・リクルート「キャリアガイダンス」編集長の赤土豪一氏に聞いた。
キャリア教育のメインは「探究学習」が77.6%
リクルートが行う「高校教育改革に関する調査『進路指導・キャリア教育編』」は、全国の全日制高校約5000校を対象に隔年で行われる調査で、今回で22回目を迎えた。先日(2023年1月)に発表された結果は、22年8〜9月時点で得られた943校の回答をまとめたものだ。
現在、キャリア教育に関する授業の77.6%が、「総合的な探究の時間」に行われていることが調査によりわかった。必要とされる社会人基礎力は前回に引き続き1位が「主体性」(50.6%)だったが、2位の「課題発見力」(47.4%)は前回よりも5ポイント上昇しており、年々割合が大きくなっているという。
https://toyokeizai.net/articles/-/653200

◆GIGAスクール構想 × 探究学習
(東京学芸大学 准教授 登本洋子 氏)
現代社会は変化が激しく、不確実で、曖昧な時代と言われています。予測不可能な現代社会では、育成すべき資質・能力が変わってきています。学校教育では社会を生き抜くために必要な資質・能力の育成が求められています。そのため、令和4年度から年次進行で実施されている高等学校の学習指導要領では、「古典探究」「理数探究」など、「探究」が含まれている教科・科目が新設されました。また「総合的な学習の時間」が「総合的な探究の時間」に変更されるなど、「探究的な学習」の重要性が高まっています。
「人生100年時代」と言われる時代です。児童生徒が自ら課題を見つけ、解決していくことを通して、知識を詰め込む学習から児童生徒自身がつかみ取る学習に学びを変えていくことや学び続けることができる児童生徒を育てることが必要となっていきます。
https://www.mext.go.jp/studxstyle/special/43.html

◆個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会(第3回)
・義務教育の在り方ワーキンググループ(第6回)・高等学校教育の在り方ワーキンググループ(第6回)合同会議 配付資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/087/siryo/1416449_00002.htm

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【2】会員・賛助会員からのお知らせ
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<賛助会員>
◆株式会社 朝日出版社 https://www.asahipress.com/
◆株式会社 Inspire High https://www.inspirehigh.com/
◆株式会社 内田洋行 https://www.uchida.co.jp/
◆特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会 https://english-assessment.org/
◆一般社団法人 国際エデュテイメント協会 https://www.iueo.or.jp/
◆合同会社 FPal https://fpal.jp/
◆コスモピア株式会社 https://www.cosmopier.com/
◆株式会社 すららネット https://surala.jp/
◆株式会社 大修館書店 https://www.taishukan.co.jp/
◆日本事務器株式会社 https://www.njc.co.jp/
◆株式会社 ダンケゼア https://www.danke-ja.com/

賛助会員一覧
https://jals2030.net/?page_id=2534

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【3】事務局からのお知らせ
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<会員募集>
◆学会入会と会費納入のお願い
年会費納入は申込みフォーム(https://wp.me/P8SYbY-NJ)をご参照頂き、
お振込後に申込みフォームへの記入をお願いいたします。
会費のご協力をお願いいたします。

〔ご確認事項〕
※お振込名は、所属団体名でなくお名前でお願いいたします。
※お振込を頂いた方で、申込みフォーム未記入の場合は正式な登録ができませんので、記入をお願いします。
※新規入会・会費未納の方は申込みフォーム(https://wp.me/P8SYbY-NJ)をご参照頂き、
お振込後に申込みフォームへの記入をお願いいたします。
<振込口座>
日本アクティブ・ラーニング学会振込口座
ニホンアクティブラーニングガッカイ
ゆうちょ銀行(金融機関コード:9900)
【店番】018【店名】ゼロイチハチ
【預金種目】普通預金
【口座番号】5817709
※「年会費」のお振込については、確認メールを差し上げておりません。ご了承ください。

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【4】アクティブラーニング関係の新着情報
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【イベント・セミナー・サービス】
◆動画メルマガ「GIGA」の配信登録(チャンネル登録)のお願い
2023年1月より「GIGA」チャンネル第1弾として宇宙飛行士の山崎直子さん
登壇番組を公開放映開始いたしました。毎週更新予定です。
https://www.youtube.com/watch?v=zfxth1Aqdjo&t=31s
「チャンネル登録」をするメリットは、新しく配信された動画が配信
される際に、動画メルマガとして通知を受けることができます。
【GIGAチャンネル】<毎週末に著作権許諾番組を放映予定>
https://www.youtube.com/channel/UCE5Q3uBAaEsvig-hdauJEzg

◆日本教育工学会2023年春季全国大会・シンポジウム
「1人1台端末時代における教育工学研究の役割」のご案内
来たる3月25日・26日、日本教育工学会春季全国大会が東京学芸大学で開催されます。
大会2日目の3月26日午後には、シンポジウム「1人1台端末時代における教育工学研究の役割」を開催する運びとなりました。
「GIGAスクール構想」の整備により1人1台端末を活用したデジタル教材、授業支援システム、クラウド、教育データなどが進めらています。
本シンポジウムでは、政策・研究・実践などに関わる多様な立場から、現在の取り組みで得られた知見を共有し、
これからの時代において期待される教育工学研究の役割について議論します。
どなたでもオンライン無料でご参加いただけますので、ご興味のある方はぜひご気軽にご参加ください。

■日時
2023年3月26日(日) 14:40-16:40
■ 参加方法
公開配信用URL↓↓ こちらのURLからYouTube Liveにご参加下さい。
https://onl.sc/w2LWPe2
■ 参加費:無料

◆教員ネットワーク作りセミナー」
今年でESNは創立10周年を迎えます。今年は「教員のネットワーク作り」という設立当初の想いに立ち返り、
ウィズコロナ時代だからこそ、関係性が希薄になりがちな志ある教員同士が一カ所に集い、ウェビナーでは味わえない参加者同士の関係作りや、
価値観のすり合わせ、最適解の模索を行う対話の場を創ります。教科は問いません。
心理的安全性を確保し、本音で語り合える仲間を作りましょう。ぜひご参加ください!
【申込】
https://forms.gle/2PoELtgdr5DWoymF7
【詳細】
https://esnetwork.jp/esn%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%e3%83%bc/1139/
【開催日時】
2023年3月25日(土)13時00分〜16時30分(12時30分開場)
【開催場所】
山脇学園中学校高等学校(東京都港区赤坂)
参加者にはメールで具体的な場所をお知らせします。
【参加費】
1000円

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【5】その他
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<学会誌・研究発表>
◆アクティブ・ラーニング研究第2号
学会誌「アクティブ・ラーニング研究」Vol.2を発行いたしました。以下からご覧いただけます。
https://jals2030.net/wp-content/uploads/active_learning_kenkyu_Vol.2_ver1.0.3.pdf
※学会誌『アクティブ・ラーニング研究』VOL1
https://jals2030.net/active_learning_kenkyu_vol1/

◆探究評価デジタル化部会 パブリックコメントを募集
探究評価デジタル化部会より、探究学習の評価のための基礎資料を作成しています。
今秋には学会より発表いたしますが、会員の皆様には本資料のパブリックコメントを募集いたします。
https://jals2030.net/wp-content/uploads/20210803_tankyu-hyoka-report.pdf

<学会会員・賛助会員企業様へ>
メルマガ、HPで紹介したい「活動・実践報告」「サービス・商品・事例紹介」
などがございましたら、下記までご連絡ください。
日本アクティブ・ラーニング学会事務局
info@jals2030.net

今回のメールマガジンは以上です
※次回の配信は 2023年4月中旬を予定しています。

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発行:日本アクティブ・ラーニング学会 事務局
発行日:2023年3月13日
発行責任者:米田謙三
編集:白戸 治久
URL:https://jals2030.net/
e-mail:infojals2030@gmail.com

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